うちのメイドがウザすぎる!アニメ化決定!!!ーひらり、の伝説について
おねロリアニメの誕生だ!!
おねロリのレビューとか紹介とか-拡張パック(2018/01/16追記) - 【百合ブログ】百合Edge R&D
漫画は↑で紹介しているよ!!
正直、まだ幻と思っているというか、数あるおねロリの中でコレを攻めてくるか!って気持ちだ!!ガチロリコンの漫画だからね……。
うちメイ(勝手に略す)はひらり、出身のおねロリ漫画で、その後移籍して見事にアニメ化を勝ち取ったワケだ。ひらり、の漫画では「あさがおと加瀬さん。」もOVA上映が決まっている。ここにきてノリにノッてるぞ!!!ひらり、!!!!!
伝説の百合雑誌と言われるのもよく分かる……
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— 「あさがおと加瀬さん。」アニメ公式 / Kase-san Anime Official (@asagao_anime) 2018年4月9日
そう、伝説だ。ひらり、はすでに伝承の中の存在である。見たことはないけど凄いらしいねってワケ。
けっして、この表現が使われたことを責めるつもりはない。ひらり、の休刊は4年前だ。百合は好きだけど、ひらり、を読んだことがない人はいっぱいいると思う。
この直前にはつぼみも休刊している。つぼみが休刊したことでひらり、に流れた人も多かったんじゃないかな? 私もそうだった……。
以来、百合アンソロはエクレアやガレットが登場しているものの、エクレアは不定期、ガレットは半同人出版であり、商業ベースの百合アンソロは今一歩足りていない。もちろん百合姫はあるけどね! 百合姫に加えて「ひらり、」「つぼみ」まであった時代があったのさ!! 百合展2018でも語られているように
――百合は今、薄氷の上に立っていると思います。相つぐ百合漫画のアニメ化、一般文芸誌での百合特集、出版界的には堂々と百合と銘打てるようになりました。本イベントで紹介している作品以外にも魅力的な百合作品は今なお増え続け、バリエーションも豊か。界隈の外からも「百合が来ている」と注目され、今とても百合がアツい。それでも危機を感じるのは、何事も盤石ではないからです。ブームはいつか去るし、他にも様々なアクシデントが起こり得る。
(「綾奈 ゆにこ」百合展2018HPより引用)
いつ、突然百合の供給が途絶えた!!!という事態になってもおかしくないんだ。
実際に私はそれを体験した。つぼみとひらり、メバエ。それから彩百合シリーズでね。
そうした事態を避けるには、つねに上質な作品が供給され、注目と需要が発生している状況こそ望ましいと私は考えている。
そして上質な作品が供給される環境というのは、様々な媒体と土壌によって育まれる。
同人では日々、二次創作でもオリジナルでも最高な百合が生まれている。
Twitterでバズった作家様が単行本を出す例も増えているし、ネット掲載から人気が出た作品もある。
アニメ、映画などの映像作品で百合の門をくぐる人もいるだろう。
あとは出版だけだ! 電子書籍にせよ、雑誌にせよ、商業ベースによる安定した百合供給は長期連載作品において欠かせない。メディアミックスに成功した作品というのはどれも連載作だ。もちろん、ネットでバズった話を膨らませて……というパターンもあるけれど、個人で人気が出るまで連載を続けるというのは大変な労力を要する。*1そればかりに頼っていては立ちゆかない。
ガレットは頑張っているのだから、商業も負けないでほしいね!
コンセプトを絞った百合アンソロなんかも得意分野だと思う。月末の社会人百合アンソロはとっても楽しみだ!おねロリ専門誌を出せ
うちのメイドがウザすぎる!に乗っていこうぜ、百合界!!
*1:イチトニブンノイチのたいやき先生なんかは本当に凄いと思うよ
イチトニブンノイチ-母子百合の門をくぐろう
現在、Kindleにて期間限定で、
たいやき先生の長編母子百合漫画
「イチトニブンノイチ」が3巻まで
無料公開中!
200ページ超が無料公開というかなり太っ腹なキャンペーンだ!
百合に興味があるなら一度DLしてみないか? 後からでも読めるからね!
そして来たる2018年2月11日のコミティア123で最新刊、4巻も頒布予定!
ドラマCD第2弾も同時に公開予定のようだ!こちらもキマるぞ!!
今回は私も帯文でお手伝いさせていただきました!!!
とても素敵な作品なので、一ファンとしてお誘いいただいたときは嬉しかった!!!
さぁ、今こそ母子百合に目覚める絶好機!!!!!!
小指の赤い糸じゃなくてママのへその緒を信じろ!!!
以前の記事でも公開したけれど、良い機会だし改めて紹介するぞ!!
まだ未読の方が初見で感じるのは、「親子で恋愛ってヤバくない??」というものだろうか。
この物語は母親と実の娘の恋愛モノだから、たしかにインセストタブーに触れるものだ。
しかし、それだけで読むのを回避するのはもったない。この漫画は一昔前の百合好きが散々見てきたような「禁断の恋愛……!」というような、タブーを犯す背徳感を過剰に煽る物語ではない。
過剰に性的なシーン*1もないし、不要にエグみのある内容は避けている。
あくまでも母親に恋した女の子の物語を、イチトニブンノイチは本気で描こうとしている。単なるマザコン趣味の下世話な話ではないと保証しよう。
主人公、飛鳥は惚れた相手に一直線で向かっていて、本当に、本当に相手が好きだということが強く伝わってくる。
お母さん、綾子も簡単に流されて娘に抱かれたりはせず、急に距離を詰めたきた娘に困惑し、迷いながらも娘と向き合っていこうとする。
どんな恋物語でも、「あなたとわたし」がどれだけ丁寧に書かれているかが面白さの胆だと私は思う。
イチトニブンノイチはガチだ。
どうしようもないぐらい熱い、飛鳥の恋心を描写する第1巻
思いあまってのキスからその恋が転がり始める第2巻
綾子の過去や恋のライバルの登場で世界が広がる第3巻
と、すごく丁寧に話を進めていっている。
だからこんな長編になっているし、改めて最新刊から追えるように無料公開した戦略もうまいと思う。
好きになった相手のために、どんどん進んでいく。普通の人間では躊躇ってしまう、恋のための戦いを駆け抜けていくのが恋物語のいいところだ。
イチトニブンノイチには飛鳥の恋の行く末を見届けたいと思わせるだけの力がこめられていると思う。
相手はママだけど恋で甘えたりはしないのだ。
みんなもDL、しよう!
*1:キスシーンはあるけどね!