百合ハーレムファンタジー小説-その設定
Mesmerizer
EX-1
このブログでちくちくと連載しているMesmerizer、楽しんでいただけているだろうか?
どれほどの需要があるのか、もはや行方不明な感はあるけど途中からでも読みやすい親切設計を目指して今回は簡単な設定とか人物紹介を行いたい。
つまり黒歴史ノートの中身
進行に合わせて随時更新だ!
【あらすじ】
世界のあらゆる場所で権力者の愛妾として虐殺や圧政を煽動した史上最悪の魔女、タチアナに下された評決は、あらゆる魔法を使用することのできない「終末地」にて永遠に幽閉されるというものだった。
全世界から憎まれ、命を狙われる彼女を「終末地」へと護送し、封印するべく結成されたのは魔女の誘惑を受け付けないとされる女性ばかりのパーティだった――
魔女の護送という特命を受けた三人の女たち、フォティ、パル、シンクは旅を始めてから最初の街、「アドリナ」に到着する。そして宿についた彼女たちが知ったことは、タチアナ拘束の為に自分達の生命力が勝手に使われているという事実だった。
事実を確認するべく上司である大法務官に連絡を取りに向かうシンク。そこに、彼女を狙う謎の勢力が姿を現す。
【用語】
【法務院】
100年前に設立された世界均衡維持機関。
神による正義と秩序の実現を掲げており、独占している先進技術と、独自の戦力である執行官によって世界中の司法と紛争調停を一手に引き受けている。
その前身は、タチアナによる大規模な混乱の収拾と彼女自身の捕縛を目的とした世界各国の連合機関『汎国家連合議会』。
【法務官】
法務院の根幹を為す『神の法』を司る神の代行者。
世界中から持ち込まれるあらゆる紛争に判決を下すことが役目である。執行官に命令を下す立場でもある。
そして法務官を監督し、神によって定められた法を文書の形で法務官達の示すのが世界で六人しかいない大法務官である。
【執行官】
法務官の下した判決を執行する役職。いわば警察官のようなもの。事実、犯罪行為の事前防止のために主要な都市ではそこの行政機関の戦力に加えて執行官が警備にあたっている。基本的に法務官の命令に従って行動する為、現地の法執行機関とは折り合いが悪い。
法の執行にあたっては、相手の抵抗や逃亡が予想されるため、腕に自信があるものが優先的に採用されている。そのため中には犯罪者としか思えないような過激な行動に出る執行官も存在している。
【特務執行官】
高度な判断力や戦闘力が必要される任務に就く執行官に対して独自の権限と行動を認める制度。
いわゆる汚れ仕事を請け負う場合が大半で、特務執行官に任命されたばかりに、世界の闇と向き合い続ける羽目になった者も多い。
【登場人物】
フォティ・リルヴァーン
19歳。人獣種<ニンゲン>。
考えるよりも先に動くタイプ。頭が悪く、それを自覚しているので細かいことはお偉方に任せるというのを方針にしている。
本来は口が悪いものの、フェイスや同僚各位に窘められて普段は敬語で喋ることを心がけている。
無鉄砲な行為が多くたびたび戒告処分を受けているが、女とは思えない腕力と鋭い勘による野性的な捜査は、その悪評を覆すだけのものがあるようだ。
問題ばかり起こす自分を何かと気に掛けてくれるパルのことは憎からず思っている。
パティエンス・アルロバルジュ
18歳。蒼血種<アクマ>。
愛称はパル。魔族の出身であるが、とある事情で自らの出自を嫌い、魔族に関する話題も避けている。依存しがちな性格で絶対的な規則や存在を重んじるため、一行の中ではもっとも法務院寄り。
確かな実績を持つシンクのことは慕っており、また逸脱しがちなフォティのことは呆れながらも、その自由さに憧れを抱いている。
シンク・イア
63歳(人間換算で30歳前後)。木精種<エルフ>。
執行官の中でも特に実績を上げているベテラン。さばけた性格も人気を集めており、彼女を尊敬する執行官も多い。タチアナ絡みの陰謀をいち早く察知し、自分達の今後を憂いている。
タチアナ・テイルナイン
年齢・種族不詳
100年ほど前に突如として歴史書に登場し、その後各地で姿形を変えて権力者に取り入り、圧政や虐殺などを教唆としたとされている史上最悪の犯罪者。通称「傾世の魔女」
隷雄妃<エスファハーン>と呼ばれる男性の絶対服従能力を持ち、また圧倒的な魔力によって多くの討伐部隊や勇士を返り討ちにしてきた。
ここ20年ほどは潜伏していたが、最近になって遂に捕縛された。
フェイス・グラッドストーン
32歳。人獣種<ニンゲン>。
ストーンコールドとあだ名される大法務官。神への信心は薄く、神の正義ではなく個人の正義を重んじる世界にするべく法務院に籍を置く。
タチアナ護送の計画にも関わっており、特務法務官の選抜は彼女によるもの。
今回はこんなところだ!!!!
これ全部見た人いるのかな?????