イチトニブンノイチ-母子百合の門をくぐろう
現在、Kindleにて期間限定で、
たいやき先生の長編母子百合漫画
「イチトニブンノイチ」が3巻まで
無料公開中!
200ページ超が無料公開というかなり太っ腹なキャンペーンだ!
百合に興味があるなら一度DLしてみないか? 後からでも読めるからね!
そして来たる2018年2月11日のコミティア123で最新刊、4巻も頒布予定!
ドラマCD第2弾も同時に公開予定のようだ!こちらもキマるぞ!!
今回は私も帯文でお手伝いさせていただきました!!!
とても素敵な作品なので、一ファンとしてお誘いいただいたときは嬉しかった!!!
さぁ、今こそ母子百合に目覚める絶好機!!!!!!
小指の赤い糸じゃなくてママのへその緒を信じろ!!!
以前の記事でも公開したけれど、良い機会だし改めて紹介するぞ!!
まだ未読の方が初見で感じるのは、「親子で恋愛ってヤバくない??」というものだろうか。
この物語は母親と実の娘の恋愛モノだから、たしかにインセストタブーに触れるものだ。
しかし、それだけで読むのを回避するのはもったない。この漫画は一昔前の百合好きが散々見てきたような「禁断の恋愛……!」というような、タブーを犯す背徳感を過剰に煽る物語ではない。
過剰に性的なシーン*1もないし、不要にエグみのある内容は避けている。
あくまでも母親に恋した女の子の物語を、イチトニブンノイチは本気で描こうとしている。単なるマザコン趣味の下世話な話ではないと保証しよう。
主人公、飛鳥は惚れた相手に一直線で向かっていて、本当に、本当に相手が好きだということが強く伝わってくる。
お母さん、綾子も簡単に流されて娘に抱かれたりはせず、急に距離を詰めたきた娘に困惑し、迷いながらも娘と向き合っていこうとする。
どんな恋物語でも、「あなたとわたし」がどれだけ丁寧に書かれているかが面白さの胆だと私は思う。
イチトニブンノイチはガチだ。
どうしようもないぐらい熱い、飛鳥の恋心を描写する第1巻
思いあまってのキスからその恋が転がり始める第2巻
綾子の過去や恋のライバルの登場で世界が広がる第3巻
と、すごく丁寧に話を進めていっている。
だからこんな長編になっているし、改めて最新刊から追えるように無料公開した戦略もうまいと思う。
好きになった相手のために、どんどん進んでいく。普通の人間では躊躇ってしまう、恋のための戦いを駆け抜けていくのが恋物語のいいところだ。
イチトニブンノイチには飛鳥の恋の行く末を見届けたいと思わせるだけの力がこめられていると思う。
相手はママだけど恋で甘えたりはしないのだ。
みんなもDL、しよう!
*1:キスシーンはあるけどね!